永遠の永遠の永遠

昨日16日、新潟のこの季節にしては珍しい

いいお天気に誘われて、新潟市美術館で開催されている

待望の草間彌生展「永遠の永遠の永遠」に行ってきた

現在83歳の前衛芸術家である彼女は、

最近ではルイ・ヴィトンとのコラボで有名であり、

赤地に白の水玉をあしらった商品を中心に

5大陸450店舗で展開されている

最近のオークションでは、6億近い値がつくなど、

いまや世界的名声を誇る随一の日本人芸術家であり、

その作品が新潟で見れるとあれば、行く他はない。

おまけにこの「永遠の永遠の永遠」は出身地、

長野の松本市と新潟市のみの開催なのだ

さてと…チャットモンチーのライブに行くために、

夜行で帰ってきた愚娘といざ!

もう入り口からすでに草間ワールド全開

喜怒哀楽な日々

入り口から入ったロビーには、強大なバルーンで作った

愛犬の「リンリン」

喜怒哀楽な日々

▲抜け加減は結構近いものがある

 「リンリン」と「ブウブウ」

白地に赤い水玉模様を配した3体の彫刻が、

同じく水玉の部屋に配置された異空間に入るなり、

わーっと自然と声があふれる

喜怒哀楽な日々

▲「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」

そして、外には彼女の代表的なモチーフである「南瓜」。

と、その南瓜にしがみつく、人間かぼちゃもどき

喜怒哀楽な日々

▲有名な「大いなる巨大な南瓜」

残念ながら中の作品は撮影禁止のため、紹介できず

黒のマーカーペンで描かれた原画を、シルクスクリーン技法で

転写した版画バージョン「愛はとこしえ」は、

これでもかとカンヴァスを描き尽くした50点のモノクロの作品群。

そして「愛はとこしえ」に色彩が加わった2009年に始まり

今も続く最新シリーズ「わが永遠の魂」は現在200点を超えている。

「描いて描いて描きまくるわよ」と、83歳の今も

都内の精神科病院の一室から、アトリエに通い描き続けている

とにかく、百聞は一見にしかずとは、このこと。

その圧倒的な迫力に度肝を抜かれること必至です。

開催は来週の12/24(月)まで

ぜひ、ぜひ、足を運んでみてください。

そして、愚娘はその後、チャットモンチーを堪能し、

月曜の一限に間に合うように、夜の街を

Willerのピンクパスで新宿に向け帰っていったとさ

あなたも、誰かさんも、日本津々浦々のみんなが

今日もどこかでがんばっている!

クリスマスまであと一週間、今週もふぁいてぃーん\(^o^)/

喜怒哀楽な日々

きどあつこ

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