原稿の作り方 原稿の作り方

~これから原稿を作成する方へ~

このページでは「本の書き方」のポイントをお伝えいたします。
書き方に、これが正しいという方法はありません。
ただ読む方が読みやすく、自分も書きやすくするためのコツはあります。
様々な種類の本がありますが、ここでは例として
自分史、エッセイなどの‟一般編”と、
‟俳句・短歌・川柳編”に分けてご案内します。

俳句・短歌・川柳編

俳句・短歌・川柳集をどんなふうにまとめるか

俳句・短歌・川柳は随筆・自分史・エッセイに比べ文字数が少なく、一定の型を持っているため比較的自費出版に向いているジャンルです。

1.句・歌の整理にとりかかりましょう。

まずは入集したい作品を決めていきます。

2.書き出した作品の掲載順を考えましょう。

例えば、①年代順に並べる、②分野毎に並べる、俳句の場合は③季節順に並べる、などの方法があります。
パソコンの場合はExcelを使って並べたい順に番号を振り、それをソートして並べ替えることができます。

※難しい場合は選句・選歌サービスなどのサービスをご用意しております。ご相談ください。

3.中扉を設けていくつかの章に分けるとメリハリがつきます。

各章のタイトルを考えましょう。作品から言葉を選ぶ、一章、二章とするなどの方法があります。

4.重複している作品がないかチェックします。

同じ作品が一冊に2回以上掲載されないように、全体を通して確認しましょう。

5.顔写真や記念の写真について。

扉の次や、略歴の周辺に、顔写真や記念の写真を入れることもできます。

6.自分が納得できることが大切です。

「人の好みは十人十色」。他人の好みばかりに重きを置くと、それに振り回されてしまいます。
信頼できる相談者があれば事前に相談したうえで、最後は自分の好みで決めましょう。

7.原稿は完璧と思ってから、最低5回は読み返しましょう。

原稿には、ほとんどの場合間違いがあるものです。
漢字、送り仮名、固有名詞の勘違いなど、音読してみると、間違いを見つけられることもあります。
読み返すことは、抱きしめたい本づくりの第一歩です。

自分史・エッセイなど 一般編

文章表現と制作の注意点

1.文体を統一しましょう。

「です・ます調」、「だ・である調」が混在しないよう、文体を統一しましょう。

2.辞書を引きましょう。

辞書は必携です。
ちょっと迷ったらすぐに辞書を引きましょう。

3.事実関係の確認をしましょう。

思い込みは誰にでもあるものです。
年号の間違い、名称や地名など、必ずチェックしましょう。

4.掲載内容や写真について。

書いてある内容(例えば誰かが登場するなど)は必要に応じて事前に許可を取りましょう。
また、写真や絵画などに使用料が必要な場合もあります。しっかり確認しましょう。

5.引用について。

引用する場合は、ルールに従い適切に行いましょう。

 

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