~本について知ろう~
自費出版に関する基礎知識や用語をまとめました。
これさえ知っていれば大丈夫!
本のサイズ
一般的な書籍のサイズです。
※スマホの場合、表は横にスクロールして確認できます。
大きさ | 特徴とよく使われる本の種類 |
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A6判 (縦148mm × 横105mm) |
文庫本の大きさ。手帖・句集・歌集など。 |
◎四六判 (縦188mm × 横128mm) |
単行本の大きさ。句集・歌集・自分史・小説・エッセイなど。 |
◎A5判 (縦210mm × 横148mm) |
月刊文芸誌などの大きさ。ビジネス書・学術書・句集・歌集・文芸誌など。 |
B5判 (縦257mm × 横182mm) |
週刊誌の大きさ。社史・写真集・マニュアルなど。 |
A4判 (縦297mm × 横210mm) |
画集・絵本・写真集・記念誌などによく使用されます。 |
◎マーク…当社で出版されることが多い規格です。
テキストについて
基本となる書体は「明朝体」と「ゴシック体」です。
それ以外の書体も使用できますので、ご相談ください。
文字の大きさの単位は、ポイント・級・号など が使用されますが内容により「読みやすく」 「美しい」大きさをご提案させていただきます。
組み方(たて組・よこ組)や、1ページの内容・ 余白によってもレイアウトが変わってきます。 レイアウト見本をご用意しておりますので、 ご希望の方はお問い合わせください。
製本について
「洋装本」と「和装本」とがあり、今日はほとんどが洋装本です。
洋装本は「上製本」と「並製本」に分類されます。
■上製本…
表紙をボール紙に貼ったもの。
並製本に比べ耐久性が高く、作りも
しっかりしています。表紙が固いことから、
「ハードカバー」とも呼ばれます。
■並製本…
厚手の表紙で中身(本文)をくるんだもの。
雑誌や文庫本などに使用されています。
表紙が柔らかいので、「ソフトカバー」とも
呼ばれます。
組み方について
「組み方」とは、本文のレイアウト(体裁)のことです。
組み方には「たて組」と「よこ組」があります。
たて組(たて書き)の場合: 右綴じ
よこ組(よこ書き)の場合:左綴じ
決まりはありませんが、通常、文芸誌などはたて組、学術書のような英数字のまざった本はよこ組が多いです。
印刷について
「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」があります。
当社は、「オンデマンド印刷」を採用しています。
■オフセット印刷
原稿からフィルムを作り、この版面のインキを 一度ゴム胴の表面に写し、紙に印刷する方式。 仕上がりが美しく、耐久性に優れています。
■オンデマンド印刷
必要な部数を必要なだけ印刷するシステム。 コンピュータから印刷機に直接データを送り、 印刷します。必要な部数だけを短時間に印刷 できるというメリットがあり、少部数の場合は オフセット印刷に比べ、価格が安くなります。
内容について
以下は、原稿の本文の前に掲載するもの(前付け)、後に掲載するもの(後付け)の凡例です。
どれを採用するか、どういった内容にするかなど、ご検討ください。
■前付け | ||
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見返し | 表紙と本文との間に補強的に使われている紙のこと。 | |
とびら | 書名、著者名等を入れます。 | |
口絵 | 巻頭に入る挿絵、写真等のこと。 | |
まえがき | その本を作成するに当たっての思いなどを書きます。 | |
目次 | 本文の内容の一覧です。 | |
中とびら | 本文の章区切り等に付ける章名等を書いたとびらのこと。 | |
本文 | その本のメイン。 | |
スピン | しおりの代わりになる紐。 |
■後付け | ||
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付録 | 年表、索引等。 | |
あとがき | 著作の感想などを書きます。 | |
奥付 | 発行年月日、書名、著者名などが載ったページ。 |
校正について
校正は文字を中心に、写真、イラスト、レイアウトに誤りがないかを確認する作業です。
出版社で行う校正と、著者が行う著者校正とがあります。
著者校正では、
1 | チェックは赤字ではっきり、わかりやすく楷書で書くことが大切です。 |
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2 | 人の名前や地名、年月日など、著者にしかわからないことは特によく確認をしましょう。 |
3 |
大幅な訂正、追加はご注意ください(追加料金、納期の遅れにつながります)。 句集・歌集の場合、当社では3校で責了とさせていただいております。 4校以上必要な場合は、別途料金を頂戴しております。 |
よく使う校正用語 | |
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校了 | 訂正のないこと。 |
責了 | 「責任校了」の略。制作側で責任をもって校了にするという意味。 |
念校 | 今一度、念をおしての校正。 |
本のそれぞれの名称 | ||
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ノンブル | ページの両サイドや真ん中に記載されているページ数を示す数字のこと。 | |
天・地 | 本を立てたときの一番上の部分を「天」、一番下の部分を「地」といいます。 | |
版面 | 本文組が入るスペース。 | |
小口 | 本来は天、地と合わせた三方の端を指しますが、「背」の反対側を指すことが多いようです。 | |
ノド | 本を綴じてある部分を指します。 |
本の用語集 | |
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装丁 | 一般的には表紙・カバーデザインを装丁と呼んでいます。 |
トリミング | 写真のある一部だけを使いたい場合、使用する範囲を指定することをいいます。 |
柱 | ページの上・下部もしくは、側部に章題などがついている行のこと。 |
キャプション | 本文で使用されている写真、イラストの説明として入る注釈のこと。 |
箔押し | 金や銀の箔と加熱した版を使い、本の表紙やカバーなどに文字や絵柄を入れるもの。 |
ISBN |
International Standard Book Number |
「国際標準図書番号」のこと。流通のコンピュータ化をはかる国際的ルールによる書籍の番号。
この番号で、発行国、出版社、書名がわかります。
日本ではこの ISBN コードに分類コード、価格を加え「日本図書コード」の形で使用しています。 ※Amazonなどでの販売を予定されている方はISBNが必要となります。ご注文時にお知らせください。 |