今日の新潟は灼熱です…!
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は本の総ページ数の出し方についてです。
価格表のところで 〇冊、〇ページでいくら~ と
書いてありますが、その〇ページが分からない…
ということがあろうかと思います。
単純に考えて、
俳句・短歌・川柳の場合は、
全部の作品数を、1ページに載せたい作品数で割る
たとえば 全300作品÷1ページ3作品掲載=100ページ
となります。(そりゃそうだ)
文章の場合は、
総文字数を、1ページあたりの文字数で割る
たとえば 5万字÷1ページ500字掲載=100ページ
となります。
ちなみに…
1ページの文字数は、市販の本などで気に入ったものが
ありましたら1行〇字×〇行かで計算してみると良いです
ここに、扉・「はじめに」・目次・「おわりに」
著者略歴・奥付(発行日や発行者名が書いてある)等々が
プラスになるのがポイントです
これで大体のページ数が出せます。
そして、ここからがさらなるポイントなのですが…
俳句・短歌・川柳などを章立てした場合、
半端があって1ページに3作品載らないところが
出てきたりすると、その分も増えます。
たとえば俳句が300句で、その内訳が
春80句
夏80句
秋75句
冬60句
新年5句
だった場合、
春80÷3=27ページ
夏80÷3=27ページ
秋75÷3=25ページ
冬58÷3=20ページ
新年7÷3=3ページ
合計102ページということになります。
文章の場合も同様で、
章立ての関係で白い部分が多くなったり、
会話文が続いて余白が多くなったりすると、
単純計算で見積もったページ数より増えることになります。
余白が多くなる会話文の例としては
「今日は暑いですね」
「9月になったのに、この暑さとは…」
「冬にこの暑さをもっていきたいですね」
という感じで「 」の後が改行になっているものです。
1ページに載せる作品数・入れる文字数によって、
本の印象はかなり変わってきます。
「この本好きだなあ」という本がありましたら、
そちらに近づくように組むこともできますので、
ご遠慮なくおっしゃってくださいませ。
▲弊社の長文組見本。これは1ページ490字です
次回は台割表について、お伝えしたいと思っております。
過酷な天気がつづきますね…どうぞお身体大切に
おすごしくださいますように。
すが