「和田誠展」にうなる

前売り券を買ったままなかなか行けなかった「和田誠展」。ようやく行けました!

これも一部なわけで、83年の生涯のうちに生み出した、おびただしい数の多種多様な作品はとにかく圧巻。

そして、見ている時も見終わってからも、マルチな天才だ!! の感想は変わらず。

幼いころ目にした星新一の本「きまぐれロボット」の表紙も、子どもによく読んでいた谷川俊太郎の「これはのみのぴこ」も全部和田誠の絵だったんだ。

そして、高校の頃に作ったという時間割は担当の先生の似顔絵。

すごく精度が高いんだろうなーと思わせるとともに、教師全員を描くことを自身に課し、そういうことでかなり腕が鍛えられたんだとか。

デザインも 手書き 、CMYKの%の色の指示も細かくて全て手書き。

描くことが大好きで、本が大好きでー。

驚いたり、クスリとしたり、見どころ満載で間違いなく和田誠ワールドに浸れる。

2022-2023年の間、巡回展を予定しているこの「和田誠展」は今回の新潟が皮切り。

来週日曜日28日が最終日ですので、まだの方はぜひ。

https://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/

新潟が生んだ偉大な亀倉雄策さんもうなったという、肖像画。うなるしかない(笑)。

きどあつこ