数字や単位の表記

校正をしていて悩むことのひとつに数字の表記があります。
基本的に著者の原稿優先ですが、原稿も一気に書いたものではなく、日々書きためたものが多いですよね。
そのため、最初は「2023年」のように算用数字でしたが、途中から「二〇二三年」と漢数字になっていたり…こればっかりはしかたないことです!

それを校正の段階で、同じページで表記のばらつきがあると読者も混乱するのでお客様に確認します。
一冊の中で統一するのか、章の中で統一するのか。

最終的には「読みやすいのはどれだろう?」で著者に決めていただきます。
お客様で決めれらないときは、当社の担当者・校正者でルールを決めていい本に仕上げますのでご相談ください!

ちなみに…
数字の桁が大きくなるとさらに悩みます。
縦書の本をお手伝いすることが多いため、123,456円となっているよりも、12万3,456円のほうが読みやすい?
はたまた十二万三千四百五十六円?
もしくは一二、三四五六円??

「10」の場合、漢数字には「十」と「一〇」があるので、それも悩みます。

どの本を読んでいても気になってくる…
これが職業病なのでしょうか…