今日は木戸製本所見学をさせていただきました。
説明していただいたのは木戸製本所の西脇常務。
まずは断裁。写真はありませんが、1.4mもある鋭く大きな刃でスパッと切るところは爽快であり、怖くもあり。
断裁機を見るたび「ヒーッ」となります。
「中綴じ」とは背をホチキスの針で止めたような製本です。
ここでも新しい発見が。
てっきりホチキスの針のようなもので綴じているのかと思ったら、ながーい針金が機械にセットされ、自動的に針が切られパチッと製本されていました。
さて、上の白い○○○は何でしょう?
上の写真のどこかに使われています。
白い○○○は製本の糊です。
溶かして本の背の部分に付け、乾く前に表紙と合体させます。
糊を扱う場所は暑くて、夏場は大変だと思います。
現場の方たちには、改めて感謝です!
仕上げの断裁すると、たくさんの紙が落とされます。
それを集めて、圧縮して捨てます。
こうやってみるとなんだかかわいいですね。
普段、扉をあければ製本工場があるのですが、じっくり教えてもらい見学すると、本づくりの工程の多さ、緻密さに驚きと本づくりに対する感謝の気持が溢れます。
私たちのお仕事である、入力・組版・デザイン・校正・印刷の工程の先には製本があります。
ひとつひとつ手で製本するところを見ると、手の中の一冊がずっしりと重く、あたたかい宝物に思えます。
お客様は製本する工程をご覧になることは少ないと思いますが、ご来社の際はぜひ見学されてみてください。
西脇常務、現場のスタッフのみなさん、ありがとうございました☆
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