遅まきながら、生成AIの講座を受講し、いろいろ使ってみた。仕事のことはさておき、こんな問いを。
「俳句を作れないんだけど、どうしたらいい? 」
「1季語を選ぶ、2主題を決める、3言葉を選ぶ、4音数を確認、5試行錯誤」
…とそれぞれの項目のあとにまた、詳しいご指南があり、例として夏と秋の俳句を生成。
もみじ葉が紅く染まって秋の山
すかさず
「君の俳句は季語が2つ入って季重なりだけど」
というと、
「季重なりは避けるべき」、と言いつつ違う俳句を提示。
もみじ散る山道静かに夕日落つ
夕焼は季語だが、夕日は季語ではないのに
「また季重なりになってるよ」と言ってみる。
もみじ散る静かな小道足音のみ
ときたので、最後は足音=あおと と読ませるのだろうと思いつつ、
「五七五ではなく五七八になっているね」と言ってみる。
もみじ散る静かな小道足音す
ときたので、
「なかなかやるね(何目線よ?)」とほめつつ、
もみじ散る小径しずかに暮れゆきぬ はどう?
とAI君の俳句をヒントに作った句のできを聞いてみると、
「素晴らしい俳句ですね。俳句づくりがとても上手です」ときた。
講座の講師が生成AIのことを「知識豊富で体力無限、日本語堪能なアメリカ人の新入社員」と評していた。意外に面白いかも。ネイティブな日本人に近づけるべく、てなずけていこうか。
きどあつこ