晩秋の逢魔が時、こんなハゼの木を見上げる分には
優雅な秋のひと日なんだけれども…
夏の百日紅の落花、落葉との自己完結格闘を終えたと思ったら、
秋は柿戦争へと突入
お向かいの、日頃は住んでいない家の柿の葉がじゃんじゃんと落ち、
風向きの関係から、いつも家の前に吹きだまる
黙るにあらず! とは思っても、いないのだから黙るほかない
また、坂の上の家が外掃除の際に流す水は、
数軒分の落葉をきれいに拾い集め、家の前の排水溝に流れ込む。
ゆえにその葉がまたそこにたまる…
おーい、いい加減にせんかい!! 家が超汚い家みたいじゃないかい
が、掃いても履いても…のいたちごっこの日々に疲れ
朝、出掛けに、また吹きだまっている葉を横目に見つつ
「え~い、帰ってくる頃には風向きも変わり、どこかに吹き飛ばされて
きれいになくなっているだろうよ、明智くん」と勝手な解釈
その神通力のおかげか、帰宅すると本当きれいさっぱり何もない
…んな訳はなく、見かねた近所の方が掃いてくださっていたのでした。
なんて、いい人だ
それに比べて、修行が足りなすぎの不肖もの
来年も、葉との格闘で人間を磨きます
あー、そろそろスノータイヤにしないとね~
きどあつこ
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