佐渡へ~と草木もなび~く

 
おそようございます。
4週連続、雨スタートの月曜日! ではなく今日は晴れスタート。
ですが、心は晴れやかというよりもやっちまったなーという心境です。
 
昨日、そう随分前のことのようだが、確か昨日の朝6時のフェリーに乗り佐渡へと渡った。
佐渡トキマラソンに出場するためだ。
目的はハーフを走って、帰りのフェリーでこれ以上ないというくらいの
おいしいビールを飲むため。
 
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がしかし、その目的は見事に達成されずに終わった…(>_<)
強風、暴風になるとは聞いていたが、スタート時点では大雨も小雨にかわり、
そしてすぐに快晴となり、ゴミ袋ポンチョもすぐに脱いだ。快晴とはラッキーだな~と能天気♪
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▲50代くらいのおじさんランナー いろいろな楽しみ方が!
 
半袖で正解! 暑い。給水なんてそう必要ないかと思っていたが、全部飲まないと
いけないくらい、なかなかの陽ざしだった。
ハーフにもパウンドケーキやどら焼き、苺のエイドがあり、ゲストランナーの谷川真里さんや
今井美穂ちゃんと言葉を交わしながら走り、ようやく折り返す。
 
みなさん結構飛ばすのか、後半はよたよたしていて「よしっ! あの塊全部抜いちゃる!」
などと、後半はほぼ抜かれることなく、抜いていった。
 
がしかし、最後の方、午後1時近くになってくると、雨はないが、強風が吹き荒れてくる。
シャッターが壊れてバタバタいっていたり、草木やいろんなものが飛んでくる。
 
おおぉと思いながら、無事ゴール。完走証とおにぎりを頂き、曽我ひとみさんとも
言葉を交わし、さて、と会場の「おんでこドーム」ステージ上のNGTを見て
おにぎりでも食べようとすると、ものすごい雨、風が吹き荒れ、
大きいドームのセンターにいるにもかかわらず、しぶきのような雨がかかる。
 
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▲署名を呼び掛ける 曽我ひとみさん
 
こわいっ! と本当に感じた。そして、ゴール後15分後くらいに大会は中止となった。
予定していた16時台のフェリーは欠航。その間、温泉でひとっ風呂浴びて、
最後の19時半のフェリーに望みを託したが、あえなく欠航。
つまり朝乗った佐渡行き6時発以外は、すべて欠航。
 
フェリー乗り場は半パニック状態。旅館はどこもとれず、佐渡のお客さまSさんのことを思い出し
連絡をすると「知ってるところを何とかするから」と、心強いことを言ってくださり、
ようやく一部屋・二間を確保してくださった。がしかし、翌日、つまり今日の5時半のフェリーに
乗るためには、4時45分には宿を出ないといけない。
 
佐渡の3つのタクシーに電話するも、時すでに遅し。どこも満員。
すると、そのお客さまは「大丈夫、明日5時に出荷するものがあって早く行くから
私が宿までに迎えにいってやる、任せて! 」と。
 
暴風吹き荒れる中、フェリーターミナルでの一夜を覚悟しかけたが、地獄に仏。
地獄に女神! 本当にありがたくて拝みたい気持ちになった。
 
今回学んだ。
佐渡や離島にに行くときは、何があるかわからず、翌日のことも考えて荷物を持っていくこと。
翌日が休みの日を選んで行くこと。この2つだ。
 
そして、帰りのフェリーの中でも聞こえた声「もうやだ、佐渡には来ない」。
いえ、違うのです。厳しい自然とともに生きる佐渡の方はいい人です。
送ってくださった最後にそのお客さまが言っていた言葉。
「これだからと言って佐渡に来ないなんて言わないでね」。
 
はい、そのご恩に報いるためにも、昨日走りながら眺めていた金北山を登りに
2つの注意事項を守って、また絶対行きます。
そして、Sさんいい本をつくりましょう!!
 
佐渡へ~と草木も~私も~なび~く~
(ハ アリャ アリャ アリャサ)
 
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身体は疲れていたはずにもかかわらず、そんなことは吹っ飛んで、
温泉にも2回も入って、ミニ反省会兼宴会もできたし、それはそれで楽しかったな!
 
陽光に照らされたフェリーのデッキでのおいしいビールを夢見て、
懲りずにまた行くぞ!
今週ものっけからバタバタだけど、大丈夫大丈夫、今週もふぁいてぃ~ん\(^o^)/
 
きどあつこ