桜ざんまい

 
16年目を迎えた弊社の隔月刊の情報誌「喜怒哀楽」。15年を経て高校生。
思春期となり、ちょっぴり色気づいて91号を数える最新の4月号からはついにカラーに。
 

 
そして付録として今回からお付けしているのが、このしおり。

 
これは新潟県糸魚川市出身の批評家・随筆家 若松英輔さん(1968年生)の著書『悲しみの秘儀』
からの引用ですが、特にこころに響く言葉を著者の承諾を得て、しおりの両面に掲載しています。
 
かつて日本人は、「かなし」を、「悲し」とだけでなく、
「愛し」あるいは「美し」とすら書いて「かなし」と読んだ。

―若松英輔『悲しみの秘儀』より

 

春は楽しいことと同等に、かなしいこともあるように感じます。
「かなし」という気持ちの底流にある「愛し」「美し」の気持ちが、そう思わせるのかもしれません。
 
今後、どの言葉をどんなイメージでしおりにするのか、作っているこちらも楽しみです。
喜怒哀楽をご購読のうえ、毎回のこの言葉のプレゼントを受け取っていただけたらと思います 
 

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そして、この週末は桜も満開で見ごろだったこともあり、いつものやすらぎ堤の
桜のアーチの下を走りたくて、金曜日の夜と土曜日の夕方にお花見ランニンニグ?

 
ほんと、うっとりしながら、こうやって元気に走れる今をありがたく思う。
 
友だちからも、たくさんの?報告が写真付きで送られてきた。
毎年、この花の動向には無関心ではいられないどころか、心が動いてしまうのは、
日本人としてのDNAなのか何なのか、どうにもしようがないらしい。
 
そんなとき、この桜のありようが、まさにあの言葉…
 
かつて日本人は、「かなし」を、「悲し」とだけでなく、
「愛し」あるいは「美し」とすら書いて「かなし」と読んだ。
 
と重なって感じられた。
 
さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉
 
歳を経るごとに、さらに様々な想いが重なり、よりこれらの言葉の意味を
深くかみしめるような気がする。
 
そして、昨日は6人で今年初めての山行!
当社で本を作ったくださった、角田山は庭のようなものという、植物の専門家
笹川さんのガイドで、今回も楽しく学びながらの一日となった。
 
地元の方しか知らない、明るみに出ていないコースには、まだカタクリも
雪割草も残っていて、花に山菜に、山の宝を堪能する。
ヒーヒーいいながら角田山を走っていた先週とは、えらい違いだ。これがいい( ;∀;)
 


 
やっぱり、春は大好きな季節。4月もあと2週間。そうしたら最高の風薫る5月だ☆彡
今週もふぁいてぃーん(*‘∀‘)
 
きどあつこ

▲新津名物  三色団子も限定春バージョン