昨日は11月19日(日)。
語呂合わせでは「いい一句の日」になりますね。
ということで、昨日は「喜怒哀楽12-1月号」の取材で、現役の歯科医院の川崎先生が指導に
あたられている句会「佐山組」にお邪魔しました。会場は先生のご自宅の居間。
「佐山組」とは、この会の設立を呼びかけた佐山さんの名前をとったものですが、
皆さん温和なニコニコ顔の佐山さんを「組長」と呼んでいて、何だか笑えました。
この「佐山組」、いつもの句会とは違い、各人が用意した俳句5句を先生が一句ずつ吟味し、
「で、結局何がいいたいの、この句で?」と作者と相対しながら、言いたいことをくみ取り、
でもそれを言いすぎないように省略したり、飛躍させたりしながら添削し、
すばらしい句に収れんさせていく。
そのしばしの沈黙と、考えている先生の様子は、あたかも「巫女」のよう。
そのすごさは、おぉーっ!! こんなな化けるの!!、とその句が生まれ変わる現場に
立ち会えることをうれしく思うほど。
皆さんも口々に「あらまぁ、本当にステキな句になった」と大喜び。
「けちょんけちょんな気分になる時もあるけど、先生に元気をもらって帰れるから、
本当にこの会が楽しい」と会の皆さま。
句会が終わってからの茶話会も、率直な意見を言い合えるかけがえのないひと時のよう。
下 ↓ の写真は、先生が初心者に説明する際に考えて作った手作りの教材。
バスに乗って見えてくる物、こと、状態、そこから過去や未来に飛んだり
連想したり、思いっきり飛躍した空想をしたり…!!
外はみぞれ模様の天気ながら、ホッとするホットな句会でした。
この様子や続きは、次回の喜怒哀楽12-1月号でご紹介予定ですのでお楽しみに。
http://157.7.223.56/wp/magazine/
気が付けばもう4時近く。
そして一雨、一霜ごとに寒ーく、でも食べ物は甘ーく、南天や万両の実は赤ーく
なっていますね。今週は一日短い! ふぁいてぃーん!(^^)!
きどあつこ