スピンってなあに?

寒い日が続いています。
そしてインフルエンザも全国的に流行しています。
皆様お気をつけてお過ごしください…。
 
さて今日は本づくり専門用語『スピン』についてです(^_^)v
スピン?わたしも入社当初は何のことかな?と思いました。
スピンとは、本の背表紙の上部に直接糊付けされるか、または背表紙か花ぎれと背の間で接着される、しおりとして使用する平織りのひものことを指す。栞紐(しおりひも)、リボンともいう。 栞紐を「スピン」と呼ぶのは日本独自の表現で、英語では一般にブックマーク (bookmark)、ブックマーカー (bookmarker)と呼ばれる。  引用;ウィキペディア
もうお分かりですね。栞紐(しおりひも)のことです。
本の上に糊付けされて、大体の長さは1ページの対角線の長さ+2㎝といったところです。

↑「ご縁ブック2017」にはこげ茶のスピンが接着されています(^o^)
ご自分の俳句が掲載されているページに『スピン』を挟んでいらっしゃる方も多いかと思います。

↑これを適切な長さに切って製本時に接着します。
色もさまざまですね。束になっていると艶もあって綺麗なんですよ。
『スピン』 ここまで読みましたという目印にも便利です。
こんな呼び名もあったのですね~。参考まででした。
 
 
 
 

ふわふわ、ひらひらの雪。
1才の猫、興味津々です。
 
やまだちあき