本のお手伝いをさせていただくなかで、
「表紙」と「カバー」について
お問い合わせを頂戴することが多いです。
表紙は、本の本体です。
カバーは「表紙カバー」と呼んだりもしますが、
表紙本体のことではなく、
表紙の上にかぶせるもののことを指します。
こんなふうに、表紙の上にかぶせて、表紙を保護するだけでなく、
デザインを楽しむこともできる場所です。
（ベージュの部分が本の表紙。紅葉の方がカバーです）
白い紙にカラーで印刷したり、
色のついた紙に白黒で印刷したり、
印刷した上につやつやした加工を施したり、
色々なデザインをすることができます。
弊社には装丁デザイナーが2人おります。
お客様の原稿（作品）をふまえ、色のお好みや
お好きな雰囲気をおうかがいして、デザインしていきます。
お客様が描かれた絵や、ご家族の方が描いた絵を
装丁デザインに取り入れることもできます。
タイトルを自筆でお書きいただき、
題字として使うことも可能です。
その際、実際に使う大きさよりも小さく描いて（書いて）
ありますと、拡大することにより画像が荒れてしまうので
原寸大もしくは大きめに描いて（書いて）いただくと良いです。
使いたい絵や字、お写真がありましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
本の「顔」となる部分。
本づくりの悩ましくて楽しい工程だと思います。
すがまりこ
