今日は、本のページ数についてお話したいと思います。
しばしばお問い合わせいただく、ページ数。
「どれくらいが普通なのですか?」
中身のボリュームによって変わってきますが、
当社でお手伝いさせていただく本で多いのは、
120~180ページの間です。
俳句や短歌、川柳では、載せたい作品数を決め、
1ページに掲載する数を決めることで、
おおまかなページ数を計算できます(そりゃそうですよね)。
上製本(ハードカバー)をお選びいただく場合は、
製本の関係上100ページ以上あると良いです。
100ページより少ないと、上製本の形を
つくることが難しくなります。
こぼれ話…
これまでお手伝いさせていただいたなかで
最も多かったページ数は『詩集 隠沼』で668ページです。
こちらは並製本(ソフトカバー)。
上の写真は『詩集 隠沼』を開いたところです。
本文用紙は、いつもより一段階薄い、
淡クリームキンマリ菊判50.5㎏を使用しています。
本の厚さはカバーを含め、33ミリほど。
比較?のため、スマートフォンを手前に配置。
さらに青い本『抱きしめたい本づくり』を隣に置きました。
いかがですか、すごいでしょう。と言いたかったのですが…
…写真だとあんまり厚みが感じられないですね(笑)
変形サイズ(縦182ミリ×横148ミリ)で
安定しているせいもあるでしょうか。
ちなみに隣の青い本『抱きしめたい本づくり』は188ページ。
並製本です。
本文用紙はいつもの厚さ(淡クリームキンマリ四六90㎏)を
使用して、本全体の厚みは13ミリほどです。
本はその人の分身。
お客様のお話をおうかがいし、一番合うと思われる形を
ご提案いたします。どうぞご安心くださいませ。
すがまりこ