今日は爽やかな秋の日です。お休みの間、ちょっと郊外へ。
冬の季語「白鳥」。瓢湖や福島潟などに飛来した白鳥でしょう。
日中は田んぼのあちこちで、餌を啄んでいます。
現在、お手伝いしている句集の一つに『白鳥』があり、
9月に納品したてのひら句集や、そろそろ完成予定の
童話にも白鳥が登場し、表紙は白鳥の挿絵が。
白鳥好き多し! その気持ち、わかります。
餌を食べている姿は少し滑稽でもあるのに、羽ばたいている姿の
カッコよさ。ギャップ萌えでしょうか。絵になるんだなぁ。
短歌や俳句でも。
白鳥(しらとり) は かなしからずや 空の青
海のあをにも 染まずただよふ
若山牧水 のこの歌、教科書に載っていました。
この白鳥(しらとり)は白鳥(はくちょう)ではなく、
カモメを指しているようですがー。
そして、愛妻家の俳人森澄雄の有名な句に、
除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり
があります。はかないような美しさが胸に迫ります。
来年暖かくなるまで、白鳥おばさんになるべく、
ウォッチしていきます!
きどあつこ