土曜日、新潟市上大川前にある「ノ縞屋」さんへ
髙橋ノリユキさんの写真展「Water City」を見に行った。
以前、ノリユキさんの写真を当社ポストカードとして使わせていただいた。
ふと手にした本『sense of rice』をめくりながら、
じんわりと胸が熱くなる。
春夏秋冬、田植え、成長、収穫、雪に眠る…一年間の田んぼ、稲の様子に
優しいまなざしを注ぎながら、まるで1つの人格を持った稲・お米たちで
あるかのようなカメラワークで切り取る。
そこに、生まれたときから田んぼと暮らしてきたノリユキさんの
モノローグが重なり、幾重にもハーモニーを奏でる。
この本を買わなかったら後悔するな、と思った。
「泥を嫌うのは、お米を嫌うこと」
「お米を食べるのはその土地の水と土と空を吸収すること」
「ご飯茶わんを大切に持つのは お米を天に捧げることだと思う」
胸に響く言葉が、美しい写真とともにめぐる一冊。
豊かな自然、新潟、そこに生まれた幸を思い、
お昼のお弁当もしっかり噛みしめながらご飯を食べようと思う。
会期は明日11月23日まで(11時-17時)
「ノ縞屋」
新潟市中央区上大川前通4-119
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きどあつこ