先日、桜にまつわる百句をまとめた句集を出したい、というお客様と打ち合わせ。
聞けば18歳で書を、38歳で俳句を、58歳で絵を始めたとのことで、何度か書の個展もされている。
「20年毎に何かの衝動に駆られるのですね」と言うと、笑っておられましたが、今は78歳にはなっていないものの、通信の大学に入り「中国の墨」について学んでいるとのこと。
中国の古墨は保存状態にもよるが、長いもので400年は使用できるそうで「もう奥が深くて、本当におもしろいのよ」と。
「こんな本もいいわよね、ほらこんなに長いページも」…と予算は限られつつも、夢は拡がる(笑)。どんな紙にして、絵も入れてレイアウトは…って、本は本当にちむどんどん(わくわく)する。
10月の個展の際には、どんな本が出来上がっているのか、未知数ゆえに今から楽しみです!!
きどあつこ