山笑ひ 人笑ふ

土曜日は雨、昨日日曜日は快晴。ということで、行ってきました角田山。個人的に登山は冬季休業につき、11月下旬以来4か月ぶり。

あ~、ついに冬も終わったのだと、という解放感。灯台コースの海の近くの駐車場は、今まで見たことのないほどの車の数。みなこの時を待っていたのでしょう!!

登りは、オフィシャルではない桜尾根コースから。ほどなくして、雪割草、進むにつれてカタクリの花がお出迎え。森羅万象、みな萌え出て、春を迎えた喜びに弾んで見える。

故郷(ふるさと)や どちらを見ても山笑う 正岡子規

「山笑ふ」は春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになる様子を擬人化した季語だが、まさに「山笑ふ」だ。

4人で順番を変えつつ、最近の身の回りのことや他愛もないことを喋りながら、登りは90分、下りは海抜0メートルまで100分を満喫。

帰りにラーメンを食べよう! ということになったが、行くところ行くところ外まで長蛇の列。4軒目でやっとランチに。

山笑う。若干膝が笑った人も1名ほどいたが、人も大いに笑った春のよき一日でした。

きどあつこ