「第33回花と緑新潟県俳句大会」開催

昨日7月30日、朱鷺メッセにて俳人協会新潟県支部主催「第33回花と緑新潟県俳句大会」が開催されました。

記念講演は遠藤由樹子さんの「声の聞える名句」というお話とあって、そそくさと出かけてきました。

山口啓介県支部長の開会挨拶に続き、遠藤さんの講演が1時間程度。遠藤さんが初学のころとても心を打たれたという俳句2句の話から、始まりました。

山本健吉の最初の妻、38歳と若くして亡くなった、石橋秀野の2句です。

櫻濃くジンタかするゝ夜空あり

蝉時雨子は担送車に追ひつけず

他にも多くの句を引きながら、その句の背景を遠藤さんのゆったりとした語り口で話されると、ますますその句の余白や詩情が拡がり、とても有意義な1時間となりました。

今までこういった大会は取材で来たことはあっても、参加は初!!

事前投句はしませんでしたが、当日句は夏季雑詠2句、ということで初めて投句をしてみました。当日選者12名が各人特選1句、佳作20句を選びます。

不肖木戸は午後から用事があるため、午前で失礼。

夕方「遠藤さんにも句が選ばれていたよ」「景品、代わりにもらっておいたわよ!!」というメールと電話が。詳細はわかりませんが、ビギナーズラックってあるんだ! うれしいものです。

きどあつこ