本の現場

日曜日、前日の登山からの筋肉痛でランニングはやめウォーキングに。

右手側に日本海と佐渡島、左手側に切られてスカスカになった松林を見ながら歩いていると…おや、以前は生い茂って見えなかったものが見えている? ということで、目を凝らしてみるとー。

そう、あれは2年前の夏の暑い日のこと。鶴巻武則さんの著書『小尾保重『新潟真景』を読む―御庭番家筋川村修就の新潟町統治―』の表紙写真用にと、鶴巻さんに代わり撮影した川村修就(ながたか)像が、松林の中に分け入らなくても見えるのです。

写真を拡大して見てみてください(笑)。

江戸時代末期、外国船の襲来をおそれていた徳川幕府は日本海側の備えとして、長岡藩領だった新潟町を直轄地とし、その初代奉行となったのが川村修就。

お~久しぶりに松の間からご対面。その高台から日本海を眺めながら、新潟を、国の安泰を祈っておくれよと願いながら―。

こちらの本、3月末締切の、ある賞の地域文化部門に出品しましたが、受賞するといいな!!

土曜日は公式コースではない、角田山の桜尾根コースから登り、灯台コースを下山。この桜尾根コースには、雪割草、カタクリ等が多いのでこの時期は人気のコース。

当日は山開きということもあり、大勢の人で賑わっていました。すぐに海や山や温泉がある新潟って、ほんといいな~。

きどあつこ