心地よい風が吹き抜け、ずいぶんと涼しくなりました。
むくむくと盛り上がった夏の雲は、雲の峰や入道雲、積乱雲などと呼ばれ、
おなじみのもくもく雲です。
そして、この夏から秋にかけての空には、その入道雲とあわせて
刷毛で掃いたような、秋のいわし雲のような雲が混じり始めます。
まさに、秋の気配を感じるときです。
「秋の気配」というオフコースの名曲、聖子ちゃんの「風は秋色」という
曲もあったなぁ。秋はもの思いにふける季節。
がしかし、そんなことも言っていられない!! ふけるなら走ろ!
というわけで、10月の新潟シティマラソンのため、そろそろ真面目に練習をスタート!!
先週は夜練を1回、あとは土曜日に11㎞、そして昨日23日に
30㎞をめざし…たのですが、さにあらず。
まずは距離に慣れようということで、新潟島2周30㎞を目標に、
朝5時半、八千代橋に集合。秋の雲と日航ホテル、美しい。
ウエストポーチにアンパンと水分関係を入れ、3人でヨタヨタと走り始める。
この時間は初めてだったが、ランの人、ウォークの比較的年配の方など多数おり、
おぉ、すごい。朝ワールドの一端を見た思いが―。
「やっばり夏は朝なんだ」の相棒の言葉を受け、
私「ちょっと待って。春はあけぼの、秋は夕暮れ、冬はつとめて。
あれ? 夏って朝だっけ?」と問題提起。
「なんだ、なんだ」
「忘れたね。夏は朝帰り!? (笑)」
「それは季節問わないだろ」
などと、おバカな会話を展開しつつ、川から海に出る。
横にながーく伸びた、今度は雲のもくちゃん、入道雲のおなーりー。
まだ6時台。何だか得をしたような気分♪
そして、海沿いの松林の中、海岸線沿いを、少しあげていい感じで走る。
走りながら「夏の雲と秋の雲とが行き交っているこの季節の空を
『ゆきあい(行き合い)の空』っていうんだよ、日本語ってほんと美しいよね~」
と、私が知識をひけらかして言っても、あとの理系の2人は「ふーん」とか、
まったく、その美しさを感じていない様子(;一_一)
途中、水道休憩の際、「カッパちゃん」と言いながら、頭のお皿に水をかけていると、
もう一人のメタボ男子同級生が、水を飲む相棒を見て笑っている。
「何?」 と思って見れば、ぐびぐび飲んでいたのはペットボトル入りの水にあらず。
なんとそれは生食こと「生理食塩水」。さすが、ご商売柄、板についております。
結局日差しが強くなり、トンネルに逃げ込んでトンネル内を走り、また出て
最後、スタートの八千代橋まで。結局、30㎞どころか18㎞で終了!!
また、来週再チャレンジを期す!! その頃はもう秋の雲一色かな。
多少、足が痛い気もするが、8月もラストスパート。
今週もふぁいてぃーん\(^o^)/
きどあつこ