花布(はなぎれ)とは

「本の名称でなじみの薄いものベスト10」があったら、
これもランクインすると思う、花布(はなぎれ)。
 
花布とは、この矢印の部分の名前です。
喜怒哀楽書房 花布2
 
本が綴じてある、背の上と下に貼りつけてある小さい布です。
もともと本を丈夫にするためのものでしたが、
いまは装飾のために用いられています。
 
点点 (800x450)
カバーデザインと調和するよう、色を選んでいます。
下の写真は色が分かりづらいですが、手前が臙脂色、
奥が紺色です。
喜怒哀楽書房 花布 (450x800)
 
「こんなものが付いているなんて気にしていなかった」という方、
ぜひこれから花布に注目してみてくださいね。
 
すがまりこ