華々しい花々

 
今日は夜、長岡まで俳句のお勉強に行く日。
1か月に一度の頻度で句会に参加するようになってから、一年半ほど経つが、
たくさんの句をつくるとか、俳句作品を多読するとかいうことが一切ない劣等生。
 
せっかくやっているのに、これではいけないと、句会の3句と、雑誌に出す7句、
最低でもひと月に計10句は作ることを自分に課した。約3か月前から(^_^;)
 
昨日も、今日のために夜になってから、やおら歳時記を開き始める。
えーあの単語はこの花の別名だったんだ~、と歳時記を繰っていると、
ほんとうに知らないことが多く、びっくりするとともに時に感動することすらある。
 
では、ここで問題です。これは秋の季語の初級編…
 
・牽牛花 = 朝顔 は結構知られていると思う。
・秋海棠 = 断腸花 そんなこと知らないよ!
・葉鶏頭 = かまつか 新潟は里仙の「かまつか最中」は会津八一記念館の依頼で作ったもので

       会津八一の歌に由来しているそうです。

・梨 = ありの実    梨の音が「無し」に通ずるのを嫌って、対義の「有り」を用いたとか
・コスモス = 秋桜 ここまではいいが発展バージョンとして = 大ハルシャ菊 ひぇ~
 
夏の季語として、
「アカシア~の雨に打たれて~♪」の歌でもご存知の(ふるっ!!)
アカシア = 針槐(ハリエンジュ) の響きを聞いたときも、パリジェンヌみたいでプチな感動!
 
では、最終問題です。
・新松子は?  =   ?
ニューなマツコデラックス ではありませんよ!
これは「しんちぢり」と読み、今年できた松かさ、つまり松ぼっくりのことであ~ります。
 
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▲プチ新松子 ミニ新松子 小新松子オアズケの図
 
ほんと、おもしろいですね!
おもしろいといえば、私の中でつながった花の話しをひとつ。
アグネスチャンの「ひなげしの花」のひなげしは = ポピー はい、ここまではOK、OK!
そして = アマポーラ(スペイン語)であり、はたまた夏目漱石の = 虞美人草 ほうほう!!
 
ラストは 与謝野晶子の歌
「ああ皐月(さつき) 仏蘭西(フランス)の野は火の色す
君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟(こくりこ)」にもあるように
= コクリコ(フランス語)であり、すべてが同じ花の名前なのでした。ぱちぱち~!!!
 

☆★☆

 
そんな昨日、いつものように、新潟島一周を走りながら、全く花に興味のない二人に
コスモスを指さして「この花はなんて名前?」と尋ねると、「さあねぇ、ピンクの小さい朝顔!」などと
ぬかしおる(@_@;)
 
鶏頭を指し「ほら、あの赤いベルベットみたいなのは?」と聞いても
「知らない、バラのもこもこしたやつ」などと言うので、鶏頭だというと、
「確かに毛糸みたいだ」と、つける薬なし(>_<)
 
「練習は裏切らない」という相棒の言葉を信じて、シルバーウィークも走る、走る。
23日には、ついに新潟島2周を達成!!  現在9月の目標距離150㎞をクリアし155㎞に。
 
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▲4時間半~5時間近くも走っていれば日も暮れるわな…
 
今月もあと2日、どこまで行けるか今週もふぁいてぃーん\(^o^)/
 
きどあつこ