「本の名称でなじみの薄い(と思う)ものベスト10」シリーズ。
今回は、見返しです。
表紙と本文(書籍の本体)をつなぐ紙で、
本の最初と最後に入っています。
(※見返しの無い本も、あります)
本の補強と、装飾のために用いられるもので、
その本の個性を表わせる部分でもあります。
▲この詩集では、見返しに薄緑の紙を用いました。
カバーや帯のように外側からは見えませんが、
その外側と調和するよう、隠れた工夫ができるところ。
同系色にしてみたり…
少しパンチのきいた色にしてみたり…
見返しにどんな色の紙をもってくるかによって、
本の雰囲気は変わってきます。
書店などでは「どんな色の紙を使っているのかなー」と
めくってみています。
ぜひ、皆さまもチェックしてみてください☆
すがまりこ