丸背と角背どっちがいい?

上製本(ハードカバー)には2種類の製本形式があります。

まず、上製本とは?
表紙をボール紙に貼ったもの。
並製本(ソフトカバー)に比べ耐久性が高く、作りもしっかりしています。

①丸背
丸背(まるぜ)とは、本の背の部分に丸みがある製本形式です。
頁数が多い本におすすめしています(本の開きが良いため)。
小口(こぐち:本を開いたとき外側になる部分)にも丸みがつくため、ページがめくりやすくなります。

見た目が美しく、高級感があります。
それもそのはず、見た目だけではなく、作りが複雑な分、価格は角背より高くなります。制作時間も角背よりお時間をいただきます。

②角背
角背(かくぜ)とは、本の背の部分が平らな製本形式です。
背が平らなので、本棚にしまったときビシッと美しく仕舞えます。

角背は作りがシンプルな分、丸背よりはコストがかかりません。


きっと、お手持ちの本を手に取っていただけたら、丸背や角背の本があるのでは?
ぜひ見てみてください!

弊社で制作させていただく場合、お客様のお好みやご予算に応じてお選びいただけます。
・お祝の本だから豪華に丸背で
・シリーズで考えているから角背に
など、十人十色。
どちらか決めかねるときは、どうぞご相談ください!
一緒に考えましょう!